感染対策の勉強会を通じて思う事!④

健常者に使用した器材と罹患者に使用した器材を分ける必要あるのかな?

洗浄剤に消毒系(除菌・抗菌など)の薬剤が配合されていると”タンパク質の汚れが固まてしまいます。”

除菌剤、抗菌剤が配合されていない「アルカリ洗浄剤」、「中性洗浄剤(界面活性剤)」、「弱アルカリ酵素系洗浄剤」を使用したほうが良いと思います。

・アルカリ洗浄剤はアルカリの力で汚れを器材から剥がし汚れを小さくしていく力があります。

・中性洗浄剤(界面活性剤)は界面活性剤の効果で器材から汚れを剥がします。続いて器材の表面、汚れの表面にも海面が発生するので汚れが再接着することはありません。

・弱アルカリ酵素系洗浄剤は弱アルカリの力で中性洗浄剤よりも早く汚れを器材から剥がします。続いて酵素の力でタンパク質の汚れを小さく分解をしていきます。診療器材の洗浄には「弱アルカリ酵素系洗浄剤」が適しており多く使用されています。

正しい洗浄剤は器材の表面から汚れを剥がす力はありますが、器材に再接着させることはありませんので健常者と罹患者を分ける必要はないと思います。前投稿で「感染症の潜伏期間」について書きました。誰もが保菌している可能性がありますので正しい洗浄剤を使用して健常者と罹患者に使用した器材を分ける手間を省きましょう。

「使用済み診療機器は消毒、滅菌に先立ち洗浄を十分に行う必要がある。」と記載されています。資料を添付いたします。参考にしてください。(137ページ)

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/topics/2012/01/dl/tp0118-1-76.pdf)