忘れてはいけない煮沸消毒

先日、ある先生と煮沸消毒について意見を交換しました。

クラスBオートクレーブやウォッシャーディスインフェクター(WD)が主流となっている現代において「煮沸消毒」は風化してしまったのか?

<熱水消毒>

熱水や蒸気を用いて65~100℃の温度で処理する方法は、有効で安全かつ経済的な消毒法である。例えば80℃10分間の処理により、芽胞を除くほとんどの栄養型細菌、結核菌、真菌、ウイルスを感染可能な水準以下に死滅または不活性化することができる。

<災害時にインフラが止まった場合>

鍋と水、そして火があれば器材を煮沸消毒*(高水準消毒)が可能となります。

*15分間以上煮沸する

参考:ヨシダ製薬(https://www.yoshida-pharm.com/2012/text02_03_02/)