錆びのこぶと孔食(こうしょく)について
診療器材の表面に錆が発生していませんか?
器材表面に肉眼で確認できる錆が発生してからでは錆を取ることは難しくなるかも?
器材表面の腐食が進みますと錆が盛り上がり、錆のこぶが出来ます。
それを剥がしますとえぐれまして、孔食となっています。クレーターのように穴が開いた状態になります。錆で盛り上がった下部は鉄の部分に錆が食い込み侵食しているようです。それで剥がしますとえぐれています。ということは同じものです。盛り上がったところが錆こぶ。それを除去するとえぐれて孔食になっているからです。
皆さんも覚えがありませんか?傷口に盛り上がった瘡蓋(かさぶた)を剥がすと皮膚がえぐれていた事。私はそういうイメージを持っています。
器材の錆が孔食になってしまう前に定期的に錆をとる習慣をつけませんか?
次の投稿で錆の除去方法をお伝えします。
錆を除去するだけでなく、錆びにくくする方法があります。