何故?感染対策をしなければいけなのか?

「何年も診療しているけど感染したこと無いし!」と言われます。

歯科医院様で感染対策の勉強会をさせて頂きますが、よく耳にするコメントです。 

「 何年も診療しているけど感染したことは無いし! 当院はちゃんと感染対策が出来ている。」

たまたま運がよかっただけかもしれません。

洗浄・消毒・滅菌の工程が科学的な根拠を持って情報が発信されています。現在は以前にも投稿しましていますが、それが「スタンダードプリコーション(標準予防策)」です。

滅菌の定義:無菌性保障レベル 10-6 を達すること

すなわち「100万分の1」、100万回正しく滅菌して1回の滅菌不良。これを達成するために努力をしているのです。

感染対策の運用方法は時代とともに変化しています。

今、皆さんが行っている運用方法はいつ、誰が、どこで教わった方法でしょうか?

出来る限りわかりやすく情報を発信していきます。

出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000604400.pdf )